待機電力を減らすには、意識してコンセントからプラグを抜くことが大切です。また、スイッチ付きのコンセントを使うことでも待機電力を減らすことができますが、これはスイッチ部に電気が用いられている場合もあるのでご注意ください。なお、スイッチ付コンセントは、電気店などでも購入できます。
その他、最近では、電子レンジなど待機電力がゼロの製品や、電気式便座は、ふたを閉めておくだけで待機電力を節約できるタイプなどもあるので、商品購入時の目安としていただくことと、正しい製品知識を身につけてご使用ください。
白熱電球は単価が安いというメリットがありますが、熱源から光を産み出すすために消費電力が大きくなるというデメリットがあります。また、蛍光灯に比べると寿命が短いデメリットもあります。
一方、蛍光灯は単価が高いものの、寿命は白熱電球の約10倍程と長く、消費電力も少ないのが特徴です。このことから、トータルで考えると蛍光灯の方がお得と言えますが、それぞれ使用に適した場面があるので、使用箇所にあった電球をお選びいただくことが重要です。
加熱ムラを防ぐには。加熱するものの大きさや厚さを調整し、加熱途中でかき混ぜたり、ひっくり返したりすることで防止することができます。
また、冷凍食品を解凍する場合、電波は解けかかったところに集中する性質があるので、カチカチの状態で電子レンジに入れ「半解凍」でストップするのが上手に解凍するコツです。
特に電力消費量の大きいものがエアコンです。エアコンを上手に節電して使うコツは設定温度を控えめにすることです。エアコンは設定温度を1℃変えるだけで、その消費電力がかなり違います。また電源をこまめにON/OFFするよりも、設定温度を控えめにして連続的運転した方が消費電力が少なくなります。
*テレビの主電源はこまめに消しましょう。
・こたつは、掛け布団だけではなく、敷き布団や上掛けを併用しましょう。
・照明はこまめに掃除しましょう。
・カーテンは床まで届くものにしましょう。(暖冷・断熱効果)
・海外旅行など長期間、家を空けるときはコンセントを抜きましょう。
・エアコンの室外機は日陰で風通しのよい、東か南に置きましょう
・エアコンの設定温度は控えめに(扇風機との併用も効果的)