入浴前に浴室内を暖めましょう
中高年の入浴中事故は冬場が多いと言われています。
冬場の入浴を安心かつより快適におこなうためにも、入浴前に浴室暖房換気乾燥機を有効に活用し、浴室を暖めておきましょう。
壁取付けタイプの設置可能な浴室広さのめやす
浴室環境の条件にもよりますが、一般にシステムバス・在来工法浴室共に1坪(内寸1.6m×1.6m)までが効果を発揮できる広さのめやすとされています
壁取付けタイプの設置について
外壁に面し、壁に換気口が施工できる場所が条件として必要です。
![]() |
|
温風予備暖房効果を高めるために、洗い場に温風が集中するよう浴槽側に設置します。
本体下に窓がある場合には、ブラインドを設置することにより、冷気の進入を和らげ、さらに暖房効果を高めることができます。
乾燥・暖房能力を低下させやすいケース
乾燥および暖房効果は外気温度および浴室構造(壁、床材、広さ)により異なり、以下のような場合は予備暖房能力を低下させやすくなります。
【例】
・窓が大きい場合
・浴室の容積が大きい場合
・タイル貼りの面積が大きい場合
・その他浴室の密閉性や断熱性が悪い場合
上記タイプの浴室は「在来工法浴室」に多くみられます。
内釜式風呂をご使用中の場合は設置できません
内釜式(浴室内に風呂釜があるタイプ)のふろでは、内釜の排気ガスが浴室内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすことがあります。ご注意ください。
※浴室暖房換気乾燥機自体は一酸化炭素等のガスを排出しません。
専用電源について
浴室暖房換気乾燥機は電気の使用量が多いため、ドライヤー等を一緒に使用するとブレーカーが落ちてしまう場合があります。このような状況を事前に防ぐためには、浴室暖房換気乾燥機専用の電源回路(100V 20A)を増設する必要があります。
